いまのソウルのデザインが向かう先がわかるコンセプトショップ3店
ホットスポットのリストではなく、なぜ今こういう空間が注目されているのかへの答え。

これはホットスポットのリストではありません。ひとつの具体的な問いへの答えです——なぜ今、こういう空間が注目されているのか。3店とも、厳密には「買う」ための場所ではありません——手に取って見るために作られていて、購入へ背中を押されることはありません。🖋️
Point of View — 聖水
文房具店ですが、フロアごとに違うことをしています。TOOL、SCENE、ARCHIVE の3層で、機能的な道具から、見ているだけで何か作りたくなるオブジェまで。飲食店を除けばこの界隈でいちばん写真に撮られる場所だと言われますが、要点は写真ではありません——フロアごとに、何を見せるかを誰かがきちんと設計している、ということです。
Object — 弘大
ここは構造そのものが違います。委託販売で成り立っています——店が仕入れて再販するのではなく、独立デザイナーがそれぞれスペースを借りて直接売る方式です。4フロア、各階に違う作り手。キュレーションは一人の趣味を一室に積み上げたものではなく、複数のデザイナーの判断が幾重にも重なったものです。
Graphic — 梨泰院
グラフィックノベルとマンガだけで構成された書店で、建物自体も同じくらい本気です——窓のない、傾斜したファサードが、古い本の擦れたページのように仕上げられていて、建築メディアが取り上げるほど個性的です。3フロアあり、キュレーションが確固としているので、何を見るか迷う余地がありません。
3店とも、面白いのは「何を買うべきか」より「なぜこう作ったのか」という問いのほうです。とくに Object では、各階のデザイナー個人の名前に注目を——あとで一人検索してみると、まったく別の世界が開けます。✨
Point of View — ソウル城東区 鍊武場ギル18、1〜3階。Object — ソウル麻浦区 臥牛山路35ギル13、弘大入口駅7番出口から徒歩5分。Graphic — ソウル龍山区 フェナムロ39ギル33。




