ソウルの地下鉄の乗り方(運賃・カード・乗り継ぎ)
ソウルの地下鉄は簡単——安く、英語表示があり、深夜まで走る。ここでは引っかかる点だけ:どのカードを買うか、乗り継ぎ割引、急行、出口番号、ラッシュ。

ソウルの地下鉄は、旅行のなかではむしろ簡単なほうです——安く、英語表示がしっかりあって、路線が細かく、深夜0時ごろまで走ります。それでも初めてだと引っかかる点がいくつかあるので、そこだけまとめます。アプリの話(Naver Map)と、現金・チャージの話は別の記事にあるのでリンクにゆずり、ここでは改札の前で必要なことだけ。
1. 支払い方法を3つから1つ選ぶ
- T-moneyカード(たいていはこれ)。 コンビニや駅で実物のカードを買い、現金でチャージ。地下鉄・バス・タクシーを1タッチで。買い方・チャージの詳細は→必要なアプリ3つ、ソウルで現金は必要か。
- Climate Card観光パス(たくさん乗るなら)。 地下鉄+市内バス乗り放題。1日 5,000ウォン/2日 8,000ウォン/3日 10,000ウォン/5日 15,000ウォン/7日 20,000ウォン(2026年時点、要確認)+実物カード代 3,000ウォンが1回。1日4回以上乗るなら得。ただしソウル市内のみ——京畿道の外側、空港バス、広域急行(赤い)バス、タルンイ(レンタサイクル)、漢江バスは対象外。水原や春川など近郊への日帰りは、その区間を別途支払う必要があります。
- 1回用きっぷ。 駅の券売機で目的地を選び、2,150ウォン(運賃1,650ウォン+デポジット500ウォン)を投入。降車後、駅の「デポジット払い戻し機」にカードを入れると500ウォンが戻ります。乗り継ぎ割引なし。1〜2回しか乗らないのでなければ非効率です。
- メモ: 2026年3月から、主要駅のキオスクが海外発行のクレジット/デビットカード(Visa、Mastercard、UnionPay)での1回券購入・T-moneyチャージに対応。空港鉄道AREXの直通(急行)はT-money・Climate Card不可(別料金のきっぷ)——各駅停車は可。
2. 運賃は距離制
基本運賃はカードで1,550ウォン(1回券は1,650ウォン)。最初の10kmを超えると5kmごとに少し加算されます。ソウル市内のたいていの移動は基本運賃か、そこから100〜300ウォン増し。降りるときも必ずカードをタッチしないと正しく計算されません——しないと次回にペナルティがつきます。
3. 乗り継ぎ割引——ここが肝心
同じカードで地下鉄→バス、バス→バス、バス→地下鉄と乗り継ぐと、運賃が二重にかかりません(距離が続けて計算される)。条件:タッチアウトから30分以内(夜9時〜翌朝7時は1時間)、1日4回まで。現金・1回券はこの割引がつきません。実物カードやClimate Cardを使う理由がこれです。
4. 路線図と出口の読み方
- 路線は色+番号(2号線=緑、3号線=オレンジなど)。駅にも番号があります(弘大入口は239)。Naver Map が「3号線に乗って2駅目、328で4号線に乗り換え」まで教えてくれます。
- 出口番号が本当に重要です。 大きな駅は出口が1〜14番まであり、反対側に出ると地上で10分遠回りになります。目的地が「何番出口」かを先に確認し、ホームで出口方向の表示を見て動いてください。
- 乗り換えは駅の中で表示(路線の色)をたどればいいのですが、一部の駅(高速ターミナル、鍾路3街、往十里)は乗り換え通路が長い——5〜8分歩くことも見込んでください。
5. 急行がある路線
9号線、1号線(一部区間)、水仁・盆唐線、京義・中央線には急行があります。急行は一部の駅にしか止まりません——目的地が急行停車駅でなければ通過してしまいます。ホームの電光掲示と床の表示(急行/各停)を確認してください。9号線の急行は特に混みます。
6. ラッシュとマナー
- 平日の朝8〜9時、夕方6〜7時半は本当に満員。2号線、9号線が最悪です。できれば避け、その時間にスーツケースを持って乗るのは絶対にやめましょう。
- 各車両の両端の優先席は、満員でも空けておくのが慣習です。
- 通話は短く、スピーカー通話や動画の音は禁止。リュックは前に抱えるか足元に。
- 降りる人が先、乗る人が後。ドアのそばに立っていて停車したら、いったん降りてよけてあげる。
車両の両端の優先席のほかに、車両の中ほどにピンク色で示された席がときどきあります。妊婦のために空けておく席で、「空いていれば座る」のではなく、混んでいても空けておきます。これを知らずに座って、周りから変な目で見られる旅行者がいます。ピンクの席も、優先席と同じように空けておいてください。
支払いはT-moneyカード(たいていの人)、Climate Card観光パス(ソウルの地下鉄+市内バス乗り放題、1〜7日で約5,000〜20,000ウォン+カード代3,000ウォン、ソウルのみ)、または1回券(運賃1,650ウォン+払い戻しデポジット500ウォン、乗り継ぎ割引なし)。基本運賃はカードで1,550ウォン、距離制。降車時にタッチアウトを。乗り継ぎ割引(同じカード、30分以内、1日4回)で地下鉄↔バスが実質1運賃に。2026年3月から主要駅のキオスクが海外のVisa/Mastercard/UnionPayに対応。AREXの直通はT-money・Climate Card不可、各駅停車は可。9号線・1号線・水仁盆唐線・京義中央線には駅を飛ばす急行あり。移動前に出口番号を確認。終電はおよそ0時——その後は「終電を逃したら」の記事を。
いちばん避けてほしいミスは、大きな駅で違う出口から出てしまうこと。ホームを離れる前に Naver Map で出口番号を見て、その番号の表示をたどってください——ただの「出口」表示ではなく。江南や蚕室のような駅では、1番出口と11番出口が1ブロック+横断歩道ぶん離れていることもあり、地上に出てからでは簡単に直せません。




